2019.08.14奉仕活動

職業奉仕における卓話の実施

職業奉仕活動の一環として、職業に対する意識を深める為の卓話を実施(201987日)。

今回は“浅草の老舗店主に聞く”というテーマで、講師には王様製菓株式会社の木村秀雄社長をお招きしました。
同社が展開する王様堂本店は、大正13年創業、今年で95年となる老舗です。
http://osama-do.co.jp
歴史ある会社の経営者に、昨今における浅草経済の変化とその対応について伺いました。

以下、卓話内用要約。
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  • 海外からかなりの数の観光客が浅草に訪れています。その数は近々2千万人を越すと思われる。
  • 観光業者曰く、浅草に最近ホテルが多く建つ理由として、浅草寺・スカイツリー・東京ディズニーランド等の観光スポットが近くに多くある事。また、成田空港や羽田空港へのアクセスの良さもある。
  • 航空会社に“あられ”を納入してみて、機内サービスを参考にしてインバウンド対応に当たると良いという事が勉強になった。
  • 台東区は、やがて世界人口の四分の一をムスリムが締める事を見越して、ハラール認証の補助金を出す等、インバウンドを増やすことに力を入れている。
  • 食品を土産としてムスリムの方々に購入して頂く場合は、しっかりとしたハラール認証が必要。
  • 浅草中央ロータリークラブのかつての米山留学生であるアズリンダさんを紹介頂き、その友人などの協力によりハラール認定の“あられ”が製造できた。人とのつながりが新しい商売を育てる。
  • 流通形態が変わる中、おいしいものを正直に作ることが家業発展の根本と考える。評判は人の口から伝わる。

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木村氏は多忙の社長業の他に、業界や地元町会の活動に積極的に参加し汗を流されています。王様堂本店の今日も、こうした活動があるからでしょう。
そして、変化に対応し会社を永く継続する事が職業奉仕の根本と考えさせられました。

王様製菓(株)木村秀雄社長

後上職業奉仕委員長

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