【週報】平成16年1月21日 第881回例会 第871号

会長:海内 栄一 副会長:柿沼 常夫 幹事:須藤 宰 会報委員長:井田 健爾

<2003−2004年度テーマ>

手を貸そう RI会長 ジョナサン・マジアベ/地区ガバナー 戸田 一誠
フェローシップを発揮しよう! クラブ会長 海内 栄一

本日の卓話
 
「上半期事業報告」クラブ協議会

次回卓話予定
 
「家庭集会報告」

前回の記録

【会長報告】<海内 会長>
 今月はロータリー理解月間です。
これを機に、普段なかなか読めないロータリー活動についての読書をしてみるチャンスではないかと思います。
まずは、手続要覧なんかはどうでしょう。読んでみると、意外と単に事務的な諸手続についてだけでは無く、たくさんのロータリー活動についての示唆に富んだ文章が載っていることに気づくはずです。
様々な委員会がどのようにして、何の目的で作られたか、ロータリーの基本思想はどんなものなのか等、原点に帰ることができると思います。
是非、お勧めいたします。

【幹事報告】<須藤 幹事>
次回例会はクラブ協議会「上半期事業報告」です。
IMのご案内パンフレットが刷り上がりました。ご確認お願いします。
事務所のカラーコピーが稼働し始めました。まずは必要分、週報を出力しております。

【委員会報告】
《IM実行委員会》
−長沼 副委員長−
 IMのPRパンフレットが出来上がりました。本日より今週・来週の2週にわたり、皆様にクラブPR訪問をお願い致しております。ご協力を宜しくお願い申し上げます。当日のビジターフィは、申し訳ございませんが、各自でお支払いいただき、ニコニコBOXの3,000円は、クラブにて用意しますので、立替えていただき、後程清算させて頂きます。
《親睦活動委員会》−山尾 委員長−
 1月の「思いやり亭」のご案内を本日回しています。1月28日(水)18時30分、神田須田町「いせ源」のあんこう鍋です。席亭は、千葉・伊石です。ご家族共々ご参加下さい。
《ロータリー情報委員会》−植木 委員長−
 今月28日、昨年11月に行ないました家庭集会の発表を行なっていただきます。各グループの書記さん、宜しくお願い致します。

【理事会報告】
報告事項
1.12月会計報告 ...承認
2.増強・選考委員長 松崎君から森君へ交代の件...確認
3.上半期事業報告の件 ...確認
4.3クラブ合同例会(2/16日)の件
...確認
審議事項
1.斎藤君、次年度地区副幹事職による今年度例会出席免除の件 ...承認
2.新入会員の件 ...承認(2/4入会式予定)
3.プログラム委員会、卓話者募集の件
4.粕谷君出席免除申請の件 ...承認
5.その他
 (1)ゴルフ開催の報告
   9/13地区ゴルフ予選会、3/25三クラブ合同コンぺ
 (2)米山奨学生期間延長の件、手続状況の進行をみる。

【来訪者】
ゲスト 2名    ビジター 2名

【出席報告】
総数54名, 出席41名, 欠席10名, 出席率80.39% (休会2名)
第878回修正 8名欠席, 出席率84.00%

【ニコニコボックス】
■岩戸、遠藤、海内、宮沢、古谷、尾泉君
本日の卓話「炭の話し」工学博士・立本英機様です。

■片倉君
昨日は、笹生様有難うございました。

■宮沢、鈴木、横山、長沼、片倉、藤田、遠藤、原田君
親睦活動委員会、写真をいただきました。有難うございます。

■藤田、永井君
長谷川さん、今年も美味しいジャンボ・チョコレート、有難うございました。

■長堀君
先週の新年例会を欠席し、申し訳ございません。井田さん、ごめんなさい。

■田村君
母の葬儀にあたりまして、多くの方に遠方にもかかわらず、お越しいただきました。心より感謝申し上げます。

■長沼君
横山さん、クリスマス例会では、素敵な景品を有難うございました。女房との温泉旅行を楽しみにしております。

■石井君
鈴木さん、昨夜のユーザ協力では、お世話になりました。

■古谷君
松井さんにアメリカへの土産で、習字セットをいただきました。娘も大変喜こぶと思います。有難うございます。

前回卓話】

「炭の話し」工学博士 立本 英機様

 昔は、どこの家庭でも「炭」すなわち「木炭」を燃料として用いていました。しかし、燃料の転換がされていくと、炭の使用は激減し、身の回りから姿を消していきました。平成の時代に入り、再び炭が小川の水浄化や床下の調湿等に効果を発揮することで、注目を浴びるようになりました。そこで、炭の魅力である吸着性と正しい使い方についてお話しいたします。
 炭は、炭化温度の違いにより、その性質が異なります。活性炭ほどではないですが、表面積が大きく、10A(オームストロング)付近に多くの細孔が集まっているため、多種物質を吸着します。その吸着特性を生かした新用途の開発により、身近な生活の中で利用されるようになりましたが、木炭の特性を十分理解せずに利用されていることも多いです。
 木炭は、大きく炭化温度により、備長炭のような硬い白炭と、松炭や杉炭のような柔らかい黒炭に分けられ、前者は表面官能基がアルカリ性を、また後者は酸性を示します。従って、吸着される物質(被吸着物質)が酸性を示す時には備長炭(白炭)を使い、アルカリ性を示す時には松炭(黒炭)を使います。例えば、トイレの脱臭にはアンモニア臭なので、黒炭を使います。被吸着物質が酸性、アルカリ性の両方を示す時には、白炭と黒炭を半々の量にして使います。使用量は、被吸着物質の量により異なります。飲料水用木炭としては備長炭のように硬い炭で、使用前によく水洗いし、煮沸して使います。水1リットルに対し50g程度を目安とします。使用量が少ないと効果が発揮できません。炭を置く場所は、下駄箱の中ではにおいは上の方へ移動するので、上部に置きます。冷蔵庫内のにおいのように、ガス吸着させる場合、温度は低くてもよいが、汚染された水中から有機物を除去する場合、水温はある程度高い方がよいです。
 木炭は、レジャーや調理のための燃料、炊飯や食品の鮮度保持、土壌改良や消臭剤としての農林畜産用及び家庭雑排水や河川浄化のための水質浄化、床下調湿やその他活性炭原料として使用されています。一例として、水浄化では、新しい炭は有機物を吸着して水をきれいにしますが、浮遊物質が炭の表面を覆ってしまい、1〜2週間経つと十分な処理効果が得られなくなります。満足な処理を施すためには、あらかじめ浮遊物質を取り除き、しかも有機物質を低濃度にしておくと効率よく除去されます。すなわち、あらかじめ前処理を行った後に炭を使うという考え方が必要です。
 木炭の効用が確認されいますけれども、一方で最大評価され過ぎており、用途によって炭の特性の違いを知ることが大事です。炭は洗って干せば何度でも使えると思われていますが、炭の孔に吸着された物質は、水洗いだけですべてを洗い落とすことはできず、徐々に孔をふさぎ、効果をなくします。この状態を飽和といいます。飲料水用や風呂用で入れっ放しにしていると、すぐ飽和状態になります。
 ゴミや菌、有害物が、すでに吸着している可能性がある時は、必ず煮沸消毒して使用します。たわしを使い、流水で手早く洗い、鍋の中に水を張って炭を入れて火にかけ、約10〜20分煮沸します。その後、風通しのよい砂塵などがない日陰で乾燥させます。炭を保管する時は、ポリ袋のような通気性のない袋に入れて、日のあたらない場所に置いておくとよいです。
 炭は多くの物の安全を守り、互いに共生できる環境を復活させるために必要な資源のひとつです。

IM二ュース −1−】IM実行委員会

〜北分区の各ロータリークラブへのPR活動始まる〜

 
来る3月10日(水)に開催される2003−2004年度北分区IMのPRのため、各
RC例会への訪問がスタートしました。
1月14日(水)に本郷RCへ出来上がったばかりのパンフレットを持って、PRして来
ました。
今月中に他の14RCへ、各2名の派遣会員によりPR活動が展開されます。

【会員投稿

「噛む−(その21)− 磯部 茂君

 14回から20回まで、歯磨きや口腔をいかに清潔に「メインテナンス」するかということを記してまいりましたが、これらは、食物を快適に噛み、素晴らしい幸せな生活を送ることに大切な事だと思うからです。
 さて、噛みごたえのあるものを食べている人は、歯が非常に丈夫です。最近、テレビや新聞で歯肉炎、歯周病や顎関節症などよく見聞きする言葉ですが、これらの病気にかかりにくいのです。噛むという機械的な力が、それぞれの歯に加えられ、歯と歯を支える歯槽骨が鍛えられるからです。
 噛むことによって歯に伝えられた力は、歯根膜を介して骨を歪めます。そして噛むごとに骨や繊維の中に入っている細胞が伸びたり縮んだりします。つまり、噛むから歯や歯槽骨は丈夫になるのです。
 勿論、噛むこと自体は、栄養でもホルモンでもありません。しかし、歯を通して生体に伝える力が、からだを作っている細胞の働きを活性化させるのです。“しっかり噛んで食べる”という行為は、人間の健康にとって欠かすことができないものであることをお分かりいただけたでしょうか。  (つづく)